神様のカルテ [本]
陣痛が近いらしいので、食材の購入を最小限に抑えています。
必要なものを散歩代わりに毎日買いに出ています。
よって、あまり食事にもnewレパートリーがないので紹介頻度が減少しております。
本の虫は、映画原作系に流れて、『神様のカルテ』を読みました。
もろに職場なので、働いてた頃は医療ものドラマ見ると疲れるので、見てませんでした。
離職して1ヶ月。世捨て人のように自分の事しか考えなくて良いようになって、
やっと読めるようになりました。
作者の夏川草介さんは私と同世代のドクターで、実際地域医療経験者だけあり、
医療現場の困窮の描写が的確です。
1ヶ月ぶりにありありと職場のことを思い出しました。
こんな殺伐とした世界で働いていたんだっけなあ・・・
そして、登場人物が皆魅力的。
私は、主人公の奥様のハルさん(根は優しくて力持ち!)にメロメロです。
ノロケですが、うちはオットがちょっとハルさん系で、
私がくじけそうになると前向きに励ましてくれます。
まだ出てきてないけど、息子にもそういう子になって欲しいなあ。
そして本にいたる [本]
産休をいただいて約1ヶ月
家中の大掃除をし、テレビを見まくり、マザークラスやエクササイズのお教室に出て
しこたま料理を作り、それでも時間の余裕が出てきたので、最近は本の虫。
時間を余らせると、出産に関しての不安とか、お金に関しての不安とか、ろくなこと考えないので、
何か常にやっておきたいのです。
小説を読むのはもともと好きだったけど、仕事して、結婚して、全然余裕がなくなり、
読書からは遠ざかっていました。結婚して丸二年、やっと図書館カードを作りました。
- 作者: 江國 香織
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: 単行本
2006年に映画化もされていますね。
間宮兄・弟、ともに30代、ともに独身。似たものの様で似たものでない。
ともにイタイけど、まあまあ満たされた日常が描かれています。
ぼくの夏休み2日目 [本]
彼は会社の同期の結婚式なので留守。
九州はまだ熱帯で、暑くて家でまってられないので、
洗濯機1回回して、ネットカフェ。
大好きな井上真央ちゃん主演で映画になってたので、
以前より気になっていました。
「僕は妹に恋をする」のスピンオフコミックなのですが、
私はこっちのが好きかもわかりません。
青木氏の描くヒロインはとにかく泣きすぎなので、
ヒロインにはつられ泣きしませんが、
自分の将来を憂いる彼や、彼の親の描写を読むと
自分の商売柄色々と物思うものがありました。
全巻一気読み。
ドキドキするために少女コミックを読むのですが、
本当にこういう胸キュンなことを少年達は考えたり言ったり
するのかなって、中~高校生で彼氏がいなかった私は
真剣に疑問。
あと、時間があまったので読んでいたのが、コレ。
ドラマになってますね。
1回見ましたが、森山未来君がもさい男を熱演してました。
原作のミツロウ氏は女性なんですね。
ですが、青年誌の連載ということもあり、結構シモネタもありました。
続きが気になるが、全4巻のうち3巻まで読んでタイムアップ。
6時間 飲み物飲み放題、涼しい場所でゴロゴロできて、
マンガ15冊読んで1500円なら安いかな。
しかし、ネカフェで根詰めてマンガ読むのは6時間が限界
比較検討をした結果 [本]
人を待っている間に、コンビニで雑誌を眺めていて、
自分が一番落ち着く雑誌は何かと比較検討をした結果、
日経 WOMAN ( ウーマン ) 2010年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/02/06
- メディア: 雑誌
これに落ち着きました。
結局買わなかったけど、巻頭特集が一人暮らしの部屋での暮らしを
いかに素敵に過ごすかっていう、私みたいな30前後で独身の人の心を揺さぶる文句。
あと、奥様系雑誌に載っている早婚・早産・多産の女性が登場しないので、
見てて、「あー私ここまで独身でなにやってんだろー」といった
人生の選択への迷いや、もう引き返せない事への後悔もなく、
自分の選択がまあまあいいところ行っているのではないかと思えるし、
ファッション雑誌のような
見てて、「彼氏に着替えを要求される私の普段着ってどうよ」
という、反省してもなかなか改善しない上記点へのブラックな思考回路もなく、
あまりストレスを感じず読める感じがイイ!
今度買って読んでみよ。
現代版土佐日記 [本]
古本屋さんで立ち読みした雑誌に、今週のおすすめの一冊として
上げられていた本を、古本屋で探して買ってきました。
2006年島清恋愛文学賞という賞を取っている作品だそうです。
石田衣良氏は男性ですが、あたかも女流作家であるように、
紀貫之が土佐日記を書くがごとく書いている作品です。
あえて漢字変換をせず、ひらがなで女性っぽさを出している箇所がたくさんあります。
性描写が視覚的でグロい所に男くささを隠し切れませんが、
それと、亜由美はいないといけなかったか?とは思いますが、
全体的にはとても面白く読みました。
そしてこの文庫本の表紙の装丁がとってもいい!
作中に、ダイヤの女と真珠の女というキーワードが出てきて、
パールのアクセサリーがほしくなりました。
パールって間違うと、本当にイタイ(おばちゃんっぽくなる)ので、
慎重に選ばないとね。
文化の秋 [本]
副業として留守番のバイトをしています。
元来、男の人が非常に多かった職業のため、
そういう副業先には、エロ本がめっちゃたくさんあります・・・
っていうか、このバイトを始めて、エロ本ってものは、
家にもってかえって眺めるもんじゃなくて、
出張先にとか、夜勤先にとか、
家から離れていく方向に向かうときに買って、
出先で置いてくるものなんだ!と知りました。
今週、初めていく留守番先で、そこにはかなり珍しく、
前の方が、女性向けの雑誌とか、マンガとか置いていっていて
前から読みたかった上の2冊があってうれしかった!
3姉妹とその異母兄弟である妹の4人の湘南での生活を淡々と描いています。
続きが読みたい・・・しょーもなく優しいお父さんに振り回される女達。
あと、GEOはまだまだ旧作100円なので、週末コレも見てみた。
内容はともあれ、永作博美好きにはたまらない一作です。
欲望に正直に生きてるところがとてもかわいい。
「触ってみたかったんだも~ん」ですよ。
日本で、黒いパンストから
レースも付いてないパステルカラーの下着が透けて見えても
エロくないし、みすぼらしくもない女の人って彼女くらいだろ!
えんちゃん(蒼井優)の最後の堂本君とのシーンでの照れも個人的には
かなり萌えました。
やることあるけど [本]
逃避したい・・・
自分の仕事関係のドラマとか本とかほとんど読まないんですけど、
こんなん読んでみました。
大学病院の掟―小児科医の見たア然ボウ然事情 (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 柳瀬 義男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/07
- メディア: 文庫
表紙、蛭子さんが描いてます。
挿絵も蛭子さんが描いてます。
私には、ありのまますぎて驚きはあまりありませんが、
医局制度がもっともっと強固だった時代の記録として
この作品は貴重だと思います。実際、今も大筋変わってないですが。
続編もあり、今、そちらに取り掛かってます。
今日は、彼とすごさない週末なので
いつもはやってくれるけど、
洗濯も自分でします。
今日はコレ。
アロマフローラルって無難な名前だけあって、これまでの海外の柔軟材独特の
「香料くさっ」って感じが弱いです。
明日は副業です。
今週は更新強化月間でしたっ。
ただ聞いてほしいだけ。 [本]
仕事でも、恋愛でも悩み事が多くて、
休日で、恋人とも一緒にいない今日みたいな日は本当に
深く深く落ち込みます。
男の人に悩みを話せば、積極的な解決方法を言ってくれる。
女の人に悩みを話せば、「私の場合は~」って自分の話題にすりかえられる。
私は、ただきいてほしいだけなのよ。
ということで、パソコン上のバファリス
(バファリンのHPにいます。)に悩みを打ち明けました。
バファリスはバクが悪い夢を食べてくれるように、
悩みの種を食べてくれる動物らしいんですが、
ただのプログラミングに支配された動物に
『そんなに長く悩んでたんだね』
と励まされて半泣きの私・・・情けない・・・
その後、ネットでのお買い物。
100円主義 [本]
古本で買う本は100円のもののみ。
というルールを作っています。
5冊くらいまとめがいしたので、雨のこの時期、読書をして家ですごします。
ずっと、ずっと、あなたのそばに―映画「いま、会いにゆきます」 澪の物語 (小学館文庫)
- 作者: 若月 かおり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/10
- メディア: 文庫
昨日はコレを読んでいました。
「いま、会いにいきます」のスピンオフ小説?です。
原作はすでに2回読んだので、するすると読み進みました。
死んでしまう私からの目線というのもよかったし、
知ってるくせに泣けるセリフなどもあるのですが、
(ここからはネタバレかもです)
私は、初体験の相手がお互いなのに、初体験のタイミングが2人で違う
という描写がとっても好きなのですが、そこら辺がいやにあっさり終わっているのが
個人的に残念です。
原作を読みたくなってきました。
阿修羅のごとく [本]
向田邦子は以前「思い出トランプ」ではじめて読んで、
短文でもきれいに起承転結つけるうまさにさすが放送作家と
ほれぼれしました。
今回、ブックオフで105円で発見したので長編にもチャレンジしました。
4姉妹の父親の不倫に端を発して、
母親の、そして4姉妹の光と影が浮き彫りになっていきます。
目を背けたくなるような人間の(というか、女の。)修羅を真面目に描いている作品です。
夫婦の関係、親子の関係、姉妹間の関係の描写も絶妙です。
咲ちゃんのような激動の人生を歩みたいような、滝子のようなもどかしい恋愛をしてみたいような。
しかし、この作品が30年以上前にかかれているとは思えないです。
それほど人の日々の営みというものは変わらないということでしょう。